2023年度最初の「放課後の学び・未来の語り場」は、「笑いで世直し」を理念に掲げ、各地の企業や学校で研修や出張授業を行なっている笑下村塾の相川美菜子さんをお迎えしました。
群馬県下の高校で出張授業を行い、若者の投票率をグッと引き上げたことで、その事業は今、各地の自治体でも注目を浴びています。相川さんがなぜこのような事業を立ち上げたのか、ご自身の経験から感じたこと、考えたことを生徒たちに語っていただきました。
さまざまなチャレンジを繰り返しながら、「今が人生で一番楽しいと胸を張って言える」という言葉がとても力強く感じられました。自由奔放に見えて決して平坦ではなかったこれまでの歩みと、自己開示と自己変容 を遂げ、今何を考えているのか、その熱い思いは次代を担う高校生にきっと伝わったことでしょう。個人的には、リスクを取らなくては人と違った道は歩めないけれど、人と違うことって前例がないというだけで、それはそもそもリスクではない、という言葉が胸に響きました。相川さん、ありがとうございました!
生徒感想(一部)
新しい何かを発見・達成するためにリスクを犯すという話や、周りと比較せずに自分に起こったことをポジティブに考えていくという話が本当に良かった。
相川さんの話を聞いている中で興味を持った事は、一人で海外に行って現地でいろんな予定を立てる事です。僕は、一人で外国に行ったことや、無計画で外に出ることをしたことがないので楽しそうだなと思いました。しかし、いろいろなリスクもあることを思うと自分ではできないと思うこともあります。僕も相川さんのようにいろいろな場所で旅をして世界について学びたいです。
普段の生活の中で、相手のことを考えて自分がどうしたら良いかを考えることが大切にされる時もあるけれど、本当に自分がどう思っているのかを考えることも自分の人生を生きていく時には大事なことなのだと、相川さんのお話とその姿から考えられた。
社会課題をお笑いで伝えようという発想が素晴らしいと思うし、自分も活動に協力したいと思った。もっとこの活動が有名になって欲しいと思う。