8回目を迎えた「ミライノカタリバ」(注;当イベントはNPO法人カタリバとは無関係です)、今回はビジネスを展開している株式会社VMK代表取締役でありながら、現役大学生でもある田中優大さんをお迎えし、ざっくばらんなやりとりが交わされました。今回参加してくれた高校生は全員が1、2年生でもあり、自分たちの進路について漠然とした悩みや不安を抱えているようでした。「これからどう生きるか」と題した本日のテーマのもと、高校生からは「勉強の仕方」や「勉強する意味」、「大学生活のこと」などさまざまな問いが発せられ、田中さんが人生の先輩として、複数の角度から答えや視角の提示がなされていきました。基本的に参加者と田中さんのやり取りを通して場が進展したため、常に活発なやりとりが続いた約60分、時間はあっという間に過ぎていきました。年齢的にも自分たちに近い田中さんのお話しは、高校生にとって親しみやすいだけでなく、普段聞く先生たちとは違う立場や視角からのものだったので、新鮮で発見の多いものだったでしょう。そして自分の生き方について、自由に選択しながらしなやかに生きている田中さんのお話からは、人生を楽しんでいる様子がよく伝わってきました。自分の進路のことですから、誰かから与えられたものが必ずしも自分に当てはまるものではなく、自分なりにそれを見つけ、育てていく必要があるでしょう。しか し、この日のように前のめりで途切れずに質問している高校生の様子を見て、頼もしくも嬉しくもなりました。田中さん、素敵な時間をありがとうございました。