夏休み中に社会科教員主催で映画鑑賞とフィールドワークを行いました。
まずは校内で映画鑑賞。映画は「陰陽師」(2001年)です。 長岡京から平安京へ移るに至った理由のひとつの早良親王の怨霊をテーマに、その範囲を復習しました。 さらに真田広之さん演じる架空の陰陽頭の「頭」から、官位相当制、四等官制を復習しました。 陰陽寮のトップである陰陽頭は、従五位下(つまり貴族の最下級)ですから、陰陽寮はトップを除き貴族の仕事ではないということになります。 かの有名な安倍晴明も貴族の仲間入りを果たすのは晩年のことです。
そして学校を飛び出して、学校の近くにある千種公園内の名古屋陸軍造兵廠の石碑、平和のための慰霊碑と大須の那古野古墳山公園を訪れました。学校の外に一歩出れば、身近な場所でも歴史を学ぶきっかけにあふれている。生徒たちにはそんな気づきがあったのではないでしょうか。