
11月6日、13日 の「大阪万博で未来を体験しよう」ゼミの様子をお伝えします。
このゼミでは、大阪万博へ足を運び、日本弁理士会主催のイベントに参加して、さまざまな企業の最新技術を体験してきました。
そして現在は、弁理士の先生と事後学習に取り組みながら、同会主催の「ビジネス/技術アイデアコンテスト」に向けて、応募作品を考えています。
6日(木)、13日(木)と、ゼミ内の代表メンバーが弁理士の方とzoomでオンラインミーティングを行い、自分達のアイディアを深めるためにアドバイスをもらいました。

ところで、皆さんは「弁理士」というお仕事を知っていますか?
「弁護士」ではなく「弁理士」です。
「弁理士」とは、発明、アイディア、音楽や文章など、あらゆる知的財産の保護や、知的財産に関する制度設計などを担うお仕事です。例えば、自分の発明したものの「特許」取得の申請も弁理士を通じて行います
今回生徒たちが考えているのは、ネットショッピングで衣類を購入する際に、実際に着衣した感覚がわかるアバターの開発です。
万博で各企業のパビリオンにて見学してきた技術を応用し、その実現に向けた具体的な提案をしています。

生徒:「ネットショッピングの商品は、ネットで見た時と実際に見た時の違いがある。」
生徒:「骨格の検出をする測定器を用いてアバターで確認できるといいな。」
弁理士:「何をして?」
生徒:「スマホでいろんな角度で動画を撮って測るとか…!」
弁理士:「いいですね、ではアバターの顔は自分にしますか?」
・・・このように、Zoomで弁理士の方と対話しながら案を具体化していきます。


大阪万博が閉幕して1か月。
しかし、万博の開催や閉幕に関係なく、技術の進歩・発展が止まることはありません。

あるアイディアから生まれた技術が、今度は別のアイディアや技術を生んだり、可能性を広げたりするなど、万博を通して技術の発展が生まれることもあったのではないでしょうか。
このゼミの生徒たちはまさにそうしたアイディアとアイディアをクロスさせ、その発展に努めています!
生徒たちのアイディアが形となり、そして万博に出展される 日が来るのも、夢の話や遠い未来の話ではないかもしれません。

次回の投稿をお楽しみに!




