
夏休み期間中の【放課後の学び】社会科ツアーの報告です。
岐阜県笠松町の笠松刑務所(女子刑務所)へ見学・研修を実施しました。毎年市邨高校では恒例となっている司法分野・国家公務員の職業について、本物から学ぶ「刑務所・少年院研修」の第1弾です。
現在の笠松刑務所の概要、矯正分野の現況の説明の後、刑務所内を詳しく見学しました。今回は、居室などの場と共に、受刑者の作業中の工場の中に初めて入りました。受刑者は刑務官から見学者を見ないように頭や視線を下げるように厳しく注意され緊迫感がある中での見学でした。施設内見学の後は、班に分かれ、各班に2名の職員の方が入り、グループでディスカッション・質疑応答をするという対話型のワークショップを行いました。刑務官以外にも心理職・経理職・理容師など様々な方か勤務しており、国家公務員の活躍の場の奥深さも学ぶことができました。参加生徒にとって今回の矯正分野での見学・研修は、普段経験できない見聞・国家公務員の活躍の場を知るなど多くの貴重な経験となりました。ご協力いただいた調査官をはじめ笠松刑務所の多くの職員の皆様に御礼申し上げます。