6月8日(土)、本校視聴覚室にて国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部(NASEF JAPAN)主催の教員向け『PBL教育教員研修会』が行われました。
PBLとはProject Based Learningの略で、日本にはプロジェクト型教育などと呼ばれ、昨今の探究学習との結びつきも強く、本校でもカリキュラムの一部に取り入れられています。
このたびの研修会は全国から参加者が集まり、講師にNASEF最高教育責任者・Kevin Brown氏と文部科学省学校DX戦略アドバイザー・竹中章勝氏を迎え、PBL式授業の理論と実践を学びました。本校eスポーツ部の生徒も運営のサポートをしました。
米国フォーサイス高校・PK Graff氏が実際に本校生徒を対象としたPBL式の体験授業をしました。次世代ゲーム機の全く新しいコントローラーのデザイン・機能についてグループで考え、それを90秒間で先生にプレゼンする、というものでした。生徒たちは一生懸命アイデアを絞り出し、協力しながら創造しようとしていました。
午後は参加した教員も実際にPBL式の授業を体験。Kevin氏によるレクチャーとともに、実際の教育現場でどのようにPBL授業を組み立てればよいかのワークショップも行われました。
最後はNASEF JAPAN理事長・松原昭博氏より、参加者に修了証が渡されました。市邨ではこのように、さまざまな教育関連団体とつながり、教員向けの研修を幅広く行っています。生徒と同様に、先生も学び続けることが必要です。こうして学んだことを普段の授業などに活かすことができるよう、今後も努めてまいります。