
EDU-PORTフォーラム ポスターセッション参加のご報告
― カンボジア・パレスチナ・難民支援を通じた「ユネスコ平和教育」の実践 ―
本校(名古屋経済大学市邨高等学校)は、霞 ヶ関にて開催される 文部科学省「EDU-PORTフォーラム」ポスターセッション に参加し、本校が長年取り組んできたユネスコ平和教育・国際協力教育の実践事例を紹介します。
今回はフォーラム終盤のポスターセッションにて、本事業の目的・成果・教育的意義を発信いたします。
本事業は、ユネスコ憲章前文に掲げられた「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という理念を教育の軸に、ESD(持続可能な開発のための教育)とSDGsを統合した実践型の学びとして展開しています。
◆ 本校の主な国際支援・学習活動
本校では、国内外のパートナー校・国際機関・専門家と連携し、以下の取り組みを継続的に実施しています。
カンボジア学校支援
教育環境が十分に整っていない地域の幼稚園・学校と連携し、学習環境の改善支援や交流学習を実施。子どもたちの「学ぶ権利」を守ることの大切さを、実体験を通して学びます。
パレスチナ学校支援
紛争下にある地域の子どもたちの教育状況を学び、UNRWA等と連携した支援活動や対話型学習を実施。ニュースでは見えにくい「生活と教育の現実」に向き合います。
シリア・パレスチナ難民女性支援(フェアトレード)
難民女性による手工芸品のフェアトレードを通じて、尊厳ある自立支援と公正な経済のあり方を学びます。消費行動が社会課題の解決につながることを実感します。
これらの活動は、単なる支援ではなく、「対話」「相互理解」「自己有用感」「主体的な社会参画」 を育む学習として位置づけら れています。
生徒たちは国境を越えた仲間と協働しながら、平和・人権・貧困・教育格差といった世界的課題を自分事として捉え、行動につなげています。
◆ EDU-PORTフォーラムで発信する意義
EDU-PORTは、日本の優れた教育実践を国際社会と共有し、教育を通じた国際協力と質の高い学びの創出を目指す国家プロジェクトです。
本校の取り組みは、ESD大賞、文部科学省EDU-PORT応援プロジェクト採択など、社会的にも高く評価されています。
今回のポスターセッションでは、学校現場から生まれる「平和をつくる教育」の具体像を、全国・海外の教育関係者と共有し、新たな連携の可能性を広げていきます。
◆ 一緒に取り組む学校・生徒を募集しています
本校の国際支援学習・ユネスコスクール活動は、共に学び、共に行動する仲間を歓迎しています。
・国際協力・SDGs・平和教育に関心のある学校・生徒のみなさん、
・海外校との交流や共同学習に取り組みたい学校
・実践的なESDを学校教育に取り入れたい教育関係者のみなさん
ぜひ、本校の取り組みにご参加ください。
「世界の課題を、自分たちの学びと行動につなげる」仲間として、共に平和の未来を築いていきましょう。
ユネスコ平和教育推進部主任 松野至




