第5回 日本・台湾高校生交流会を開催しました。
昨年度から実施している台湾の高校生との交流会も5回目となりました。今年から、本校ユネスコ委員会が主催しています。全校生徒へ呼びかけをした結果、高1から高3まで総勢23名が参加してくれました。今回も、交流言語は英語です。お互いに自己紹介をプレゼンしていきます。 交流は生徒一人ずつ持っているiPadを用いて、ビデオ会議システム(Zoom)を使ったオンライン交流です。全体での学校紹介、グループごとのブレイクアウトルームなどで、画面共有をしてお互いにプレゼンをしました。生徒たちはスムーズにiPadを使いこなしています。ブレークアウトルームでは、2人✕2人の交流となります。笑顔が耐えない交流会となりました。次回は9月末ごろを予定しています。
Greetings
交流会の始めは両国教員のあいさつです。その後、各国から代表生徒が自分の学校を紹介しました。台湾の学校はとてもきれいな学校です。
BreakoutRoom Session 1&2 「self−Introductions & free-talk 」
交流相手も新しくなり、自己紹介から始めます。「趣味・スポーツ・好きな人」など自分を知っていもらうことを中心に交流します。iPad越しですが、日本と台湾の距離を感じさせないくらい盛り上がります。お互いのプレゼンのあとは、質問タイムです。「もっと具体的に教えて!」と話はどんどん膨らんで、2つのBreakoutroom sessionはあっという間に終わってしまいました。
総勢51名(高校生45名・教員6名)の記念写真を撮って第5回交流会を終了しました。今後は英語による文化交流に加えて、お互いの国だけでなく世界の情勢に目を向けていきたいと思っています。いま地球には、国境を超えて解決しなければならない課題が山積しています。お互いが「地球市民」という視点を持って、交流会を通じてこれらの課題解決を協力していく話し合いもしたいと思います。
<参加生徒の振り返り>
◯初めてオンラインで同世代の高校生と英語で会話をしましたが、正直 難しかったです。語尾がはっきり聞こえなかったり、お互いよく分からない状態になってしまったときもあったのでゆっくりはっきり話すことが大事だなと勉強になりました。しかし、お互いに話している意味が分かったときとても盛り上がったのでそのときはコミュニケーションが取れて嬉しいなと感じました。今回の交流会を通して、次回はもっとコミュニケーションが続くように頑張りたいという意欲に繋がりました。英語を話すのは難しいけど楽しいなと感じられる交流会でした。
◯久しぶりの交流会だったため英語を上手く話すことができず、もどかしかった。しかし、互いに写真を見せてどうにかコミュニケーションを取れるよう方法を模索した。テーマが自己紹介だったため各々興味があることをシェアできて面白かった。特にスポーツに関しては著名な日本人の名前も挙がったため、スポーツはルールが同じ故に国境を越えられるのだなと感じた。
◯今までの国際交流よりも自分達で好きな話題を話す時間が長かったので相手のことをよく知ることができ、とても楽しい時間になりました。
◯今回の交流会はとても楽しかったです。始まる前はとても緊張し不安でいっぱいでしたが、台湾の学生さんはとても優しく暖かくて、いい意味で緊張が解けました。また、話したいことが英語で何と言うのか分からなかったりして、自分の英語力のなさを痛感しました。これからはもっと積極的に英語学習を行っていきたいと考えています。
◯海外の同世代の人たちと会話するという貴重な体験はこれから英語を学んでいくにあたって大きな刺激になったと思います。自分にはまだまだ上が いるんだな、と気を引き締めて学習していこうという気持ちになりました。
◯外国人と話したことはあっても、台湾の人と話すのは初めてだったので、楽しかったです。もっと英語力を上げて沢山話したいと思いました。
◯本日は貴重な体験ありがとうございました。あらかじめいくつかの質問や相槌、答え方を考えていたのですがいざ本番になるとなかなか出てこなかったり、焦ってしまったり聞き取れなかったりしました。言いたいことは沢山あったのに思うように英語で答えられなくて実力の無さに痛感しました。ですが、台湾の高校生の子達が一生懸命聞き取ろうとしてくれたり、伝えようとしてくれたりして最後には写真も撮り合うくらい仲良くなれて嬉しかったです。英語がままならなくてもこんな仲良くなれるんだなと感動しました。私たちは女の子2人だったのですが、違う国なのにそれを感じさせないくらい親しみを感じて、やっぱり高校生の女子はどこも変わらないんだなって思いました。初めて他の国の方とこうやって話せて凄く貴重な経験になりました。本当に楽しくてまた参加したいと思いました。次はもっと英語を勉強するのはもちろん、台湾の言葉も少し話せるようにして臨みたいです。
◯交流を通して、台湾では日本の歌手が人気なのに対して、日本では台湾の食べ物が人気だったり、私は知りませんでしたが台湾のYouTuberの方が有名だったりするとわかりました。台湾と日本は近いこともあり、食べ物のようなモノや人の交流は昔から行われていますが、他国の、歌という音声や映像というYouTubeがお互いの国で広まっていて、インターネットの広まりが文化の交流に影 響を与えているのだと感じました。ブレイクアウトルームのときの相手の方との会話はすべて英語でしたが、質問するとき内容や表現に困ってしまうこともありました。次回は、相手の国について調べてから参加したり、音読で発音に気をつけたりするなど、もっと積極的に会話ができるよう工夫や練習をしたいです。
◯Zoomを始める前は少し不安がありましたが、台湾の高校生と自分のことや自分の国のいい所を話していくうちにだんだん打ち解けていってとても仲良くなれました。終わったあとはとてもいい経験ができたなと感じました。とても楽しかったです。
第4回 日本・台湾高校生交流会を開催しました。
12月23日(木曜日)、4月から始めている日本と台湾の高校生によるオンライン交流会も4回目になりました。前回(7月)から時間があきましたが、そんなことは全く感じさせないほど、盛り上がった交流会となりました。今回も高校生同士の交流会だけでなく教員の交流会も実施しました。
Greetings
交流会に先立って、各国の教員の挨拶です。教員の専門教科はさまざまですが、共通言語の英語を用いることで、お互い楽しく自己紹介をすることができます。
BreakoutRoom Session 1 「Local Foods/Attractions/Sports」
最初のBreakout roomでは、各国の食べ物や関心を持っているスポーツ、お互いの国・街の観光スポットを紹介します。事前にパワーポイントにまとめてプレゼンするチームや、数分間のまとめた動画を紹介します。それぞれの発表後に、質問したり、同感したりと気持ちが通じ合っていることがよく わかります。日本のすき焼きは台湾でもよく知られた日本料理で、台湾の高校生も「大好き!食べたい!」とリアクションをくれました。
BreakoutRoom Session 2 「Free Talk」
2つ目のBreakoutRoom Sessionは、フリートークで特にテーマは設定していません。各自で質問を考えて英語で聞いていきます。「台湾でも日本のアニメは大人気!」とか、「どんなアーティストの音楽を聞くの?」など、高校生ならではの会話が続いていきます。10月にでかけた修学旅行や自分の部活動を紹介しているグループもありました。交流相手の高校生は毎回変わりますが、交流会も4回目になるとスムーズに会話が進みます。15分間のBreakoutRoomSession2もあっという間でした。
総勢48名(高校生40名・教員8名)の記念写真を撮って第4回交流会を終了しました。今後は英語による文化交流に加えて、お互いの国だけでなく世界の情勢に目を向けていきたいと思っています。いま地球には、国境を超えて解決しなければならない課題が山積しています。お互いが「地球市民」という視点を持って、交流会を通じてこれらの課題解決を協力していく話し合いもしたいと思います。
<参加生徒のふり返り>
◯私は今回の交流会を通してますます台湾のことが好きになりました。なぜなら、台湾の学生の皆さんの人柄がとても素敵だと改めて感じたからです。音声の乱れがあった時、筆談を用いて積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれたり、日本語で気さくに話しかけてくれたりしたことがとても嬉しかったです。私たちも「你好(=こんにちは)」や「我爱你(=愛してる)」「谢谢(=ありがとう)」など自分達の知っている簡単な中国語を話したところ、一気に国や言語の壁を乗り越えて距離が近づいたと感じました。やはりグローバルな交友関係を築く上では、互いに互いの国の言語や文化を知ろうとする姿勢が重要だということを学びました。今後も交流会に参加し、文化の多様性について考えていきたいです。
◯今回の交流ではお互いの意思疎通がきちんと出来て、今までで1番スムーズで楽しかったです。相手チームがとてもフレンドリーで、話で盛り上がってくれて嬉しかったです。単語程度の中国語を覚えて、次の交流会でなにか言えたら良いなと思いました。
◯今回もたくさんいろんなことを話すことができてよかった。終わった後にあのことを話せばよかったなど反省点がいろいろ出たのでそれを次回に活かしたい。
第4回台湾交流会を12月に開催します。
12月に第4回目の交流会を開催します。交流テーマはこれから生徒の実行委員と現地の高校生と一緒に考えて決めたいと思います。もちろん、今まで通りのフリーテーマで自由に語りあうブレイクアウトルームも実施します。国境を超えた活動を通して、平和な世界を実現するために何をすべきかを考えたいと思います。
台湾の鳳山高校の先生方とカンボジアマスク支援について交流しました。
9月8日(水)の授業後に、以前から国際交流を続けている台湾の鳳山高校の先生方とビデオ会議システム(Zoom)を使って交流しました。
7月の交流会のときに、お互いの学校で「カンボジアの子どもたちに向けてマスク支援をしましょう」と呼びかけあいました。このたび、台湾の先生方から素敵な手作りマスクについて報告がありました。夏休みを利用して約300枚の布マスクを手作りされました(右下の机上に並んでいます)。本校もたくさんの生徒・保護者・地域のみなさんの協力でたくさんのマスクを集めることができました(詳しくはここを見てください)。
台湾では5月下旬からコロナ感染が拡大しましたので、学校は一斉休校となり生徒たちはオンラインを用いた授業をされていました(7月のオンライン国際交流では各家庭から参加されていました)。9月になって収束を見せていることもあり新年度(台湾は9月入学)からは、再び対面授業が始まるそうです。
第4回目の台湾高校生交流会に向けて準備を始めたいと思います。
国際交流 台湾の鳳山高校と第3回オンライン交流会(2021/07/09)を開催しました。
7月9日(金)の授業後に台湾の高校生と第3回オンライン交流会を開催しました。以前も報告しましたが、台湾では新型コロナウイルス感染拡大の影響で未だに一斉休校となっています。台湾の高校生は自宅からの参加となりました。今回の交流会では近況として台湾のオンライン授業の様子を報告していただけました。
BreakoutRoom Session 1 「My Favorite Persons」
最初のBreakoutRoomは、「My Favorite Persons」として各自のお気に入りの人物紹介です。好きな著名人(アイドル・俳優・声優・スポーツ選手・YouTuberなど)をパワーポイントのスライドを使って英語で説明していきます。言葉に加えてその人物が映像で示されるので興味を持って聞くことができます。この話を聞いていると、やはり、同じ時代を過ごしている同世代だと強く感じているようでした。常に笑い声が絶えず予定時間の15分間があっという間に終わってしまいました。
BreakoutRoom Session 2「FreeTalk (no theme)」
2つ目のBreakoutRoom Sessionは、フリートークで特にテーマは設定していません。各自で質問を考えて英語で聞いていきます。「台湾ではどんなスイーツが流行しているの?」とか、「どんな芸能人が人気があるの?」など、お互いに質問合戦です。6月に開催された体育大会の様子を説明しているグループもありました。交流相手の高校生は毎回変わりますが、交流会も3回目になるとスムーズに会話が進みます。15分間のBreakoutRoomSession2もあっという 間でした。
今回は教員もBreakoutRoomで交流しました
カンボジア貧困地域の子どもたちのためのマスク支援を、国境を超えて一緒に取り組みます。
カンボジアの国内は感染者が抑えられていましたが、新しくデルタ株が流行し始めました。カンボジア貧困地域の人々は再び新型コロナに恐怖しながら生活しなければならなくなりました。世界から多くの観光客を迎え入れていたシェムリアップ市内も外国人を見ることができません。農村部の人々は貧しく一日一人2ドル(約220円)で生活しなければならい生活水準です。これでは私たちが使っている不織布マスク(使い捨てマスク)を買うことができません。マスクのない状態が続けば、新型コロナによる 感染を予防することが難しいのです。そこで、日本、台湾、韓国の高校生が協力してマスクを手作りして贈るプロジェクトを昨年と同様に考えました。
「マスク支援」でみんなの優しさを贈ろう!自分たちができることから始めていきましょう!
日本の東京でも再度 緊急事態宣言が発令される予定です。日本でもなかなか新型コロナウイルスを食い止めることができずにいます。カンボジア・シェムリアップ市のマーケット内でクラスターが発生し、今まさにマスク支援の要請が高まってきています。昨年もマスク支援を実施しましたが、今年も日本・台湾・韓国の若い世代の交流が不可欠になっています。
生徒・教員の振り返りは随時掲載していきます!
<参加生徒・教員の振り返り>
0709-meeting-agenda (1)
台湾の状況を報告します。オンライン交流会は予定通り7月9日(金)。
しばらく新型コロナの感染者が発生していなかった台湾でしたが、5月中旬頃から増え始めました。しかし、5月下旬をピークに減少傾向に転じました(ピーク時の3分の1です)。しかし、安心できる状況ではないようです。4月から交流をしている鳳山高校もオンライン授業が夏休みまで続くそうです。Teamsやzoomを使った授業を行っているそうです。さて、オンライン交流会については、台湾の生徒たちは各自宅から接続するようです。台湾でも「コロナ禍であっても学びを止めない」を合言葉にして頑張っています。日本の私たちも、コロナに負けないように頑張りたいです。
「カンボジアに手作りマスクを贈ろうプロジェクト」を一緒に取り組みます。
台湾の鳳山高校とは、昨年の「カンボジア手作りマスクプロジェクト」を一緒に取り組んだ学校です。カンボジアのコロナの状況や貧困家庭の生活をともに学んだ後、マスクを手作りしてカンボジアの貧困地域の小学校へ贈ることができました。優しさの輪が国境を超えた瞬間でした。今年は夏休みを使って、思いのこもったマスクを手作りしたいと思います。
国際交流(第3回)台湾の鳳山高校とのオンライン交流会は7月9日(金)です。
日本では6月20日まで緊急事態宣言が延長となりました。いまだに新型コロナウイルスの猛威は私たちの生活を脅かしています。ワクチン接種も医療従事者から高齢者へとその接種対象を広げ、接種率も徐々に増加してきています。交流相手の鳳山高校は一斉休校が続き、今もオンライン授業が続いているようです。しかし、コロナ禍であっても「学びを止めない」を目指して、第3回台湾交流会を7月9日に設定しました。1ヶ月後に日本と台湾のコロナが収束に向かってくれることを切に願っています。
国際交流(第3回)台湾の鳳山高校とオンライン交流会を開催します。
新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っています。日本の各地で緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が発出されています。交流会を実施している台湾でも、新型コロナウイルスの変異種による感染が広がり、今月末まで小学校から大学まで一斉休校の措置がとられています。鳳山高校でもオンライン授業を実施しているようです。
第3回目のオンライン交流会を7月に予定します。その頃には、日本と台湾をはじめとした世界各地のコロナの猛威がおさまっていること願っています。
国際交流 台湾の鳳山高校と第2回オンライン交流会(2021/05/07)を開催しました。
5月7日(金)、本校生徒(特進コース有志)22名と台湾の鳳山高校の生徒18名が、オンラインによる2回目の国際交流会を実施しました。40人の生徒たちを9グループ(1グループは4〜6人)に分けて、会議システム(ZOOM)の機能の1つであるブレークアウトルームを使って、グループごとに交流していきました。
1度目のブレイクアウトルームのテーマは「私の町の紹介」です。両国の生徒たちは、自分の住んでいる町をわかりやすく、楽しく紹介していきます。町の有名人、町の産業、観光地、特産物やグルメをプレゼンテーションアプリを使って紹介します。もちろん言語は英語です。母国語が異なる両国の生徒たちが世界共通語の英語でコミュニケーションをとります。
2度目のブレークアウトルームは特にテーマを設けずフリートークとしました。生徒たちは何を話したらいいかを自分たちで考えて交流していきます。さすがは高校生ですね。国は違っていても感じていることは同じ。好きな食べ物、音楽、映画俳優のことなど、どんどんお互いに質問合戦です。ブレークアウトルームの時間は10分でしたが、「あっという間に終わってしまう」と言っていました。どのグループも時間が足りなかったようです。
今年度の特進コースは、ユネスコ理念でもある「地球市民教育」を実践できるよう、国境 を越えた交流を通を続けていきたいと思います。国は違えども両国の生徒たちが、地球上に起こっている諸問題に対して協力してできることを考えていきたい思っています。今後も一ヶ月に1回のペースで国際交流会を実施していきます。
今回は目立った機器トラブルもなく、ほぼすべてのグループが楽しく交流できたようです。
<参加生徒たちの振り返り>
◯台湾の高校生とオンライン交流をして、少し常識が変わった気がしました。お互いの町を紹介して違いを感じたのはもちろんですが、フリートークで自分の国の食べ物やアイドルを知っているかを聞きあって意外と知らなかったことや、やっぱり有名なのか、と思うことがありました。自分が知っているということが普通だと思っていたことが少し国を出ればそうではないと言うことに改めて気付かされました。あと、フリートークが始まった時の最初の一言の勇気やリアクションは凄く大切だと思いました。なので課題としては自分から何か発言する少しの勇気を持つことだと感じました。プレゼンの内容は言葉だと伝わりづらいこともあるのでもっとたくさんの画像で、目だけでも伝わるようなものにしたいと思いました。今回の台湾の高校生との交流は、自分にとってプラスになるものだったと思います。(高2特進)
国際交流会 台湾の鳳山高校と第1回オンライン交流会(2021/04/09)を開催しました。
4月9日(金曜日)、本校生徒(特進コースの有志)と台湾の鳳山高等学校の高校生(合わせて約40名)が、オンラインによる交流会を実施しました。交流は英語で行いました。高校生同士が、言葉の壁を臆することなくお互いの国の文化・歴史や国民性を理解し尊重しあうことはとても大切です。これらの交流を重ねることで、世界で起きている諸課題に対して国を越え、解決に向けた取り組みにつなげていきたいと思います。
当日は、オンライン交流ということで機器トラブル(カメラが作動せず音声のみ)がありましたが、それでも交流した両国の生徒たちは楽しく充実した時間を過ごすことができました。