卒業したら…

安江 順大さん

出身コース：特進コース
進学先：岐阜大学 工学部
出身中学校：名古屋市立名塚中学校

高校の3年間は軽音楽部の活動に打ち込み、先生や先輩、後輩、同級生など多くの人に支えてもらいました。学業との両立が大変でしたが、最後には仲間たちと一緒に文化祭のステージに立つことができ、ここでしかできない経験をたくさんすることができました。受験勉強も限られた時間の中でしたが、同じ目標を持つクラスメイトたちと、切磋琢磨しながら共に頑張ることができました。大学では専攻の化学に加え、物理や生物、地学など幅広い分野も学びつつ、論文を読むために英語にも力を入れています。卒業後は大学院への進学を考えており、今後は物質の合成反応に必要な触媒について深く研究していくつもりです。そして将来は、より効率的かつ安全に使用できる新規触媒の開発に携わりたいと考えています。僕にとってはあっという間の高校生活でしたが、いろんな体験を通して学びが深まるたびに、また違った視点で物事を見ることができるようになりした。長いようで短い時間を十分に楽しみながら、さまざまなことを経験して、有意義な学校生活を送ってほしいと思います。

中森 美幸さん

出身コース：文理コース
進学先：南山大学 総合政策学部
出身中学校：名古屋市立昭和橋中学校

私の高校生活を一言で表すと「つながり」です。3年間、主に生徒会やボランティア活動に取り組みました。特に生徒会活動では、生徒会役員や代議員、生徒や先生方とも協力し、みんなが納得できる校則の立案に力を入れました。進路を選択する際には、校内のルールである「校則」から発展して、世の中のルールである法律や政策について学びたいと思い、社会科学の分野を広く学べる学部を選択しました。受験に向けて、答えの出ない社会問題について自ら学ぶことを日ごろから意識していました。大学では、日本で減少し続けている若者を取り巻く環境と幸福度について研究していきたいと思っています。将来は公務員として、地域の人々をつなげ、だれもが暮らしやすい社会を実現していきたいと考えています。高校生活を振り返ると、クラスメイトや友達、部活や委員会の仲間、先生方などたくさんの「つながり」があり、自分が将来どうなりたいのかを考えるきっかけがたくさんありました。みんなで過ごす日々を大切にして、視野を広げ、自分なりの志をもって行動することで、人生の糧になる有意義な学校生活を送ってほしいと思います。

丹羽 理央奈さん

出身コース：キャリアデザインコース
進学先：椙山女学園大学　外国語学部
出身中学校：名古屋市立若水中学校

市邨高校ではダンス部に所属し、大会や公演会に向けて日々練習に取り組んでいました。ハードな練習をこなす中で大変なこともありましたが、ふり返ってみると楽しかったことの方が多く、自分にとって貴重な体験となりました。英語を学ぶのが好きで、進学先は外国語学部を選択しました。試験では英語での面接があったので、授業後にたくさん練習したことを覚えています。将来はグランドスタッフになりたいと考えており、大学では世界のさまざまな文化や多様性について学び、コミュニケーションスキルを身につけたいと思っています。そのためには高校時代よりもますます自ら考え行動する力が必要となってきます。これからも目標の実現に向けて自分から動き、さまざまな経験を積みたいと思います。高校生活は長いようであっという間です。楽しみながらも、高校生のうちに自分の将来の方向性や学びたいことを少しずつ探していきましょう。卒業生として、みなさんの活躍を祈っています。