陸上競技部が校内セミナーとして「未来の語り場」を主催しました。多感な時期の中高生が運動系部活動に取り組む意義は様々あります。しかし、3年間部活動に心血を注いだ先の人生で部活動経験がどう活かされていくのか、どう活かしていけばいいのか、という疑問について深く考える機会がこれまで少なかったように思います。そこで、美容業界で活躍する株式会社B.room(ブルーム)の社長である田口潤哉氏を講師に招き、①会社経営に至るまでの人生、②部活動経験から得られたスキル、③目標設定ワークショップ、について学ぶ機会をつくりました。会の中で、これまで不明瞭で解像度が低かった陸上競技部としての組織目標、また個人の目標設定について、企業理念でよく耳にする「MVV」を使って解像度を上げて明確にしていくプロセスを経験することができました。この経験を通じて陸上競技部は、来シーズンの挑戦に向けてどのような冬季を過ごしていくべきなのか、チームで課題を共有できたと感じています。研修を一過性のものにするのではなく、今後もミーティングを重ねてさらにブラッシュアップし、有言実行に繋げていきたい。