2023夏季サイエンスアクティビティ(瑞浪化石博物館とサイエンスワールド)
2023夏季サイエンスアクティビティの第一弾として、岐阜県瑞浪市の化石博物館とサイエンスワールドで実施しました。
これまでのサイエンスアクティビティはこちらから
瑞浪化石博物館の野外学習地で化石発掘に挑戦!
8月1日(火)、朝9時にJR瑞浪駅に集合し、野外学習地で化石発掘を体験しました。土岐川の河川敷に現れている砂岩が露出しています。平タガネを金づちで打ちつけながら砂岩を割っていきます。岩のかけらをよく観察すると無数の貝化石を見ることができます。アサリやシジミの二枚貝や巻き貝などを慎重に削り取っていきます。木片や葉の化石も見られます。
名古屋市内のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の学校もほぼ同じプログラムで実習していました。
約2時間の発掘のあとは、化石博物館で日本列島の成り立ちなどを学ぶことで、海から遠い瑞浪市で海産生物の化石が発掘される理由を探っていきます。化石博物館が建っている地面の下には地下壕が掘られていて、その天井や壁面にも無数の貝化石を観察することができます。夏でもひんやりとした地下壕でした。
昼食後は、隣接するサイエンスワールドではサイエンスショーを始めとするたくさんの科学実験を間近に見たり体験できて、生徒たちの学びは一層深まりました。
夏季サイエンスアクティビティは、このあともPart.2〜4まで続きます。
参加生徒 22名
◯今日のサイエンスアクティビティでは化石発掘を通して過去に生きていたその生物、植物について知ることができ、化石博物館では岐阜県一帯の地形、そこに住んでいた生物について詳しく学ぶことができました。かつての岐阜県あたりは海だから、ここでサメの化石や貝化石が見つかるということをあらためて理解しました。今日はとても良い学びになりました。
◯初めて化石掘りを体験しました。うまく掘れませんでしたが楽しく貴重な経験ができました。化石博物館では動物や貝殻、植物など多くの種類の化石を見ることができました。化石を掘るのは難しいとわかったあとに見たそれらはより凄く感じました。サイエンスワールドではショーを見ながら楽しく重力や揚力などの力について学ぶことができました。いろんなことを知り楽しい一日でした。