修学旅行A班、最終日の生徒たちです。昨日の夜は洞爺湖の上に咲いた花火を眺めたり、友達と目一杯に語ったり、北海道で過ごす残りわずかなひと時をそれぞれに楽しんだ様子でした。荷物の整理に追われてバタバタだった、という生徒も見られましたが、朝食や出発には全員がきちんと間に合い、時間を守って行動できる姿を立派に見せてくれました。ウポポイ博物館に向かって、順調にバスが動き出します。
『博物館は、縄文土器を見られたのがいい経験でした。日本史の授業で習ってはいたけど、女性が使う裁縫道具とか男性 が身につける衣装とかも展示されていて、実際に自分の目で見られるのは感動でした。』(208のCさん)
『日本史で写真を見ることもあって、土器などの存在は知っていたけど、実物として見てみるとやっぱり新鮮だった。衣装などは想像していたよりも色とか装飾が豪華な感じがして、すごいなと思った。』(209のKくん)
『(博物館の)中は展示されているものがあまり多くなくて、もうちょっと色々見られたらいいのに、と思いました。保存されてるものが少ないからなのかな・・?外に広がってた湖とか景色がきれいで、そちらの方が印象に残っている感じです。でも、きれいでした。』(209のTさん)
博物館見学の後は、ノーザンホースパークで少し早めの昼食です。新千歳空港でお土産を買う時間が少しでもできるように、食事時間もやや縮めてのスケジュールでしたが、みんなと一緒に食べる最後の食事は急ぎながらも楽しんでもらえたでしょうか・・。
バスはいよいよ新千歳空港へ。セキュリティーチェックを終えて30分ほどの余裕ができたため、家族へのお土産をギリギリまで一所懸命に選ぶ姿がたくさん見られました。みなさんの元気な姿と思い出話が、やはり何よりのお土産になるのだけれど、何かを買っていってあげたいというこの優しさが市邨生らしい温かさですね。
全員が無事に名古屋へ帰着、解散の流れにたどり着きました。遠く離れた地での4日間に、保護者の皆様も多々ご心配であったことと拝察いたしますが、生徒たちの良識ある行動のおかげで安全かつ順調に旅程を終えることができました。準備にかかるご協力、出発や帰着日の送迎など、ご家庭でもお力添えいただきましたことにあらためて感謝申し上げます。