世界の平和を願い、私たちは、ユネスコ平和活動を続けています。
カンボジアの貧困地域の公立小学校へ、日本と台湾の高校で鉄棒を寄贈しました。
外務省国際協力ODAホームページによると、カンボジアの農村部居住者の約4割が貧困層で、しかもプノンペンにおける貧困層よりも農村部の貧困の度合いがより深刻であるとの結果が出ています。
貧困層として見なされる人々の大部分(93/94年86.5%、97年88.1%)は農村部に居住しています。
カンボジア内戦や農村部の貧困問題について、学び考えてきた、日本、台湾の学生たち。
昨年、高校生が各国でチャリティを実施しました。
今回、NPO法人代表加藤大地さんが、村の公立小学校に鉄棒を建設してくださり、日本と台湾の高校生たちが、各校の校長先生をお招きして、オンラインで贈呈式を開催しました。
協働して取り組んだ、台湾の先生方、カンボジアの先生方、地域の方々、応援いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
学校内での教育活動を通して、1人でも多くの子どもたちの心の中に、平和の砦が築かれ、戦争や紛争のない、助け合える世界を目指す大人になってもらえたらと願っています。