昨日、カンボジアの絶対的貧困地域の公立小学校への贈呈式を実施しました。
本日は、世界の平和につ いて学ぶ高校生からのカンボジアで起きた内戦についての発表会を実施しました。
その後、カンボジアシェムリアップ訪問中の松野先生から、キリングフィールド内部からの報告を行いました。
資料:JICAカンボジア事務所HP「カンボジア投資環境」より
シェムリアップキリングフィールド資料館からの中継学習の様子
〜参加した台湾の先生より〜
この度の日本の皆さんとのカンボジアの子供達へのオンライン贈呈式、またはオンライン学習会に参加できて、多くのことを得ることができました。
(キリングフィールドの中継では)松野先生のカメラを通じて、残酷で血なまぐさいクメール・ルージュの歴史を見ることができました。暴力的な光景を描いた絵画は、技術的には高くないものの、その粗い筆致がかえって恐ろしい場面をより印象深くしていました。積み重なった遺骨の映像も非常に衝撃的でした。
ここ数日、私はオリンピックの試合を見続け、選手たちを応援する高揚感に浸っていました。
〜平和学習を続ける高校生によるプレゼンテーション学習会の様子〜
しかし、今日のオンライン学習会は私の心を少し落ち着かせ、世界中がオリンピックの賑やかさに注目している中で、悲しみと苦しみに満ちた場所がまだ多く存在し、私たちが注目すべきことがまだたくさんあることを感じました。
台湾にも非常に暗くて恐ろしい歴史があります。多くの人は、過去のことは過去のこととして、恨みをいつまでも引きずるべきではないと言います。しかし、過去のことを本当に無かったことにできるのでしょうか?
私は元々カンボジアに特別な興味はありませんでしたが、今ではその地を訪れ、その重い歴史を感じるべきだと感じています。
松野先生のガイドに大変感謝しています。また、市邨高校の生徒たちの準備したカンボジアのプレゼンテーション発表報告もありがとうございます。
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