
戦前、子ども時代に家族と共に満州の開拓団として、中国東北部に渡った橋本克己さんにお越しいただき、お話を伺いました。
現地での苦しい開拓生活、敗戦後の避難生活の中で家族を失ったこと、敗戦後に現地の人から襲われた言葉にし難いような経験や思いを聞きました。
現代に生きる高校生にとって考えられないような体験談に、生徒たちは想像力をはたらかせながら、真剣に聞いていました。
「戦争」が何を生むのか。今でも頭から離れない地獄や悲劇の光景。経験したご本人から直接話を伺えたことで、授業や動画で学ぶ以上に、その苦しさ、悲しさ、むごさ、辛さを、よりリアルなものとして受け止めることができたのではないでしょうか。
現在も世界で続く戦争や紛争、そこで何が起きているのかに思いをはせ、平和の尊さを考えるきっかけにしてほしいと思います。橋本さん貴重なお話ありがとうございました。





