1年生キャリアデザインコースでは今週水曜日から3日間、インターンシップを実施します。様々な職場にお邪魔して、実際に仕事を経験させていただいたり、働く大人の姿を見ながら、「働くこと」について考える機会です。
今日はその直前ということで「マナー研修」を行いました。株式会社マナーマネジメント名古屋の篠田様を講師にお招きしました。全日空でCAを務められただけでなく新人研修も担当されていた篠田様。これまで高校や大学はもちろん、多くの民間企業や地方自治体でマナー研修の実績があります。
授業開始のあいさつから、さっそく先生の厳しいチェックが入ります。気を付けの姿勢、あいさつや返事の声の大きさ、話を聞く姿勢、服装、正しい言葉遣いにいたるまで、求められる基準がはっきり示されました。何より、ただ「これをしなさい。」ではなく、一つ一つ理由まで丁寧に説明していただきました 。実際にインターンシップ先で起こったトラブルや様々な経験談を交えて話していただいたことで、その言葉には圧倒的な説得力がありました。
「相手に印象を与えるものって何がありますか?」
「前髪や爪の長さは大丈夫ですか?」
生徒たちはとても良い緊張感の中で、背筋を伸ばして、真剣に話を聞いていました。最後はあいさつとお辞儀、相手にものを渡す際の所作を実技で行いました。
先生の「マナーとは他人同士が気持ちよく同じ空間で同じ時間を過ごすために必要なこと。」という言葉が印象的でした。同年代の同級生と過ごすいつもの教室から飛び出して、年代も立場も違うインターンシップ先の大人やお客様と時間を共にするインターンシップ。自分も相手も気持ちよく過ごして帰ってこられるよう、今日の研修での言葉一つ一つを心に留めてチャレンジしてほしいと思います。
研修を担当いただいた篠田様ありがとうございました。