市邨では本日からセルフマネジメントウィークのためAMの授業です。
本日11月25日は、スクールエージェント株式会社代表の田中善将先生を講師にお招きして生成AIの利活用を進めるための教員研修を実施しました。
生成AIの活用は学校でも進められており、本校ではすでに3/4の教員が利用していました。
しかしその活用段階はさまざまで、どのような形で利用することでより良い授業実践につながるかの議論が進まないでいました。
今回の研修ではハンズオンで生成AIを活用を導入に、プロンプトの概念や授業デザインのあり方、活用の先に来るであろう授業改革や教育観のアップデートまでを体感することができました。
初めて生成AIを利用する教員もいましたが、市邨の授業と同様に活発なグループワークで困りごとを乗り越え、全員が生成AIの可能性を感じる時間となりました。
研修の終了後も、職員室では生成AIの活用についての議論の余韻が残り、明日からの授業作りにどう活かすかを教員同士でディスカッションしている姿が見られました。
研修後の振り返りアンケートの一部です。
「ICTの市邨であり続けるために、日々研修は必要であると実感しました。夏休み中にも生成AIを使った使った授業実践事例についてのオンライン研修を受けましたが、今回は実際にAIを試しながらの研修でしたのでより危機感を感じました。授業にどう活かすか、すぐにでも考えていきたいと思います。」
「お忙しい中で遠いところお越しいただきありがとうございました。生成AIを初めて使いましたが、こんなに賢いツールを生徒が当たり前に使う時代がもう到来していることに驚かされました。私たち教員の役割は何だろうと考えさせられました。何より、楽しかったです!ありがとうございました。」
「AIの機能がとてもよくわかる研修で、驚きと楽しさと交互に感じながら、あっという間の2時間でした。ありがとうございました。最後に著作権など細かなことについて「気にせずどんどん使ってください。」という言葉に、背中を押してもらった気がします。ここから先の利活用のアイデアと実践こそ、私たちのウデの見せどころなのだろうと思います。教科で検討して魅力的で、有用な使い方を考えたいと思います。今後は評価の方法などで課題が生まれてくると感じていますので、実践 が進んだら、また学ぶ機会をいただければと思います。ありがとうございました。」
市邨では、研修で得た学びを活かして明日からの授業をアップデートしていきます。