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2学期始業式を行いました

2学期の始業式を、新型コロナウイルス感染症予防のため、教室で行いました。

生徒の皆さんを前にして話ができないのは残念ですが、この緊急事態に当たっての心構えについて話をしました。

校長式辞です。

おはようございます。

今日から、2学期が始まります。40日前に夏休みに入ったときには、きっと2学期はもっと落ち着いて迎えられるだろうと思っていたのですが、今年の2学期は去年以上に厳しい状況で始まることになりました。

それはもちろん新型コロナのことです。8月に入って陽性者として認定された人が増えてきました。今日現在でも陽性者がいます。濃厚接触者として自宅待機になっている人もいます。ほとんどの人が、家庭内感染と思われ、生徒同士で感染が広がっているわけではありません。

826日付CyberCampusで配信した通り、本校としてはできるだけ通常の教育活動を続けていこうと考えています。もちろん、命が最優先ですので、コロナ感染症対策が最優先しますが、君たちの未来を作っていく今の営みをおろそかにするわけにはいきません。コロナ対策と学習活動とを両立させなくてはなりません。「学びを止め」るわけにはいかないのです。そのための正解はだれも示してくれません。私たちが進んだ跡が正解であったと言えるように全力を尽くすのみです。

できるだけ、休校という方法は取らないようにします。しかし、学級閉鎖はあり得ます。コース単位での閉鎖もあり得ます。閉鎖といいましたが、かつてインフルエンザのために学級閉鎖にしたようにただ授業が無くなるということではなく、リモートでの授業、オンライン授業を行います。ですから、休校ではなく在宅学習というような学習活動を行います。

本校は、Sciety5.0を目指して教育改革を進めてきました。Society5.0というのは、今のSociety4.0、つまり情報社会から抜け出して、次に来るべき未来社会のことです。AIIoTなどの最新テクノロジーを駆使して、経済的発展と社会的課題を解決するであろう社会のことです。そのSociety5.0を実現するのは、未来の若者たち、今の君たちであるわけで、その若者たちを育てるための教育が今こそ求められているいうことです。それだからこそ、昨年コロナのために臨時休校になってもオンライン授業などのインターネットを活用した学習がなんとかできたのです。

その改革の狙いは、まず、一人一台のiPadによる個別最適化された学びを実現すること。それを活用した基礎学力の獲得、そして、一人一人にとって最も適した学習方法を獲得して、より高度な学力へ、そしてそれを可能にする情報活用能力の習得です。これらは、一人一台のiPadと適切な学習アプリによって確実に進んでいます。先生が一方的に話すだけの授業スタイルではなく、好奇心や探究心を大切にして自ら考える力をつける授業、つまり、”Teaching から Learning へ” をこのようなコロナ禍においてこそ確実に進めて、自ら学ぶ力を付けてほしいと思います。今こそ、君たち自身の学ぶことへの自覚を促したいと思います。

 

自覚といえば、これからの安全な学校生活を保障するのは、まさにこの自覚という言葉です。三密を避けることとか、マスクを着用することとか、いくつかの感染症対策を言ってきましたが、それらの対策がうまく行くのも、すべてが無駄になってしまうのも各々の自覚にかかっています。接触を避けよといっても、すぐに肩を組みあったり、むかいあって食事をするなといっても、面と向かってしゃべりながらものを食べたり、教室などの入り口で、前後の距離を取らずに詰めて並んだりする光景が見られます。これらはすべてダメです。

愛知県知事も問題にしている常滑のイベントに参加した生徒がいるようです。これまで自粛してきた音楽関係者や昼夜を問わず対応している医療関係者の努力を踏みにじるものです。全く自覚がない行動だと言えます。

コロナウイルスの変異株であるデルタ株はこれまでのウイルスとは違います。若者を避けてくれません。むしろ1020代の若者に感染が広がっています。感染力がけた違いに強い、「飛沫感染ではなく、空気感染である」という論文も出ています。ではどうすればいいのか。それは、これまでの感染対策を徹底的に行うこと、そして感染を広げないようにすること。必ず毎日体温を測って、風邪の症状があれば学校に来てはいけません。登校するかどうかの判断を家庭に任せていましたが、これからは発熱等の症状があれば登校禁止です。同居の家族に同じ症状があるときにも登校を控えてください。同居の家族が濃厚接触者に特定された場合、検査で陰性が判明するまで登校しないでください。

次にできることは、ワクチンの接種率を上げることです。ワクチンの接種については、近々学校単位で全員のワクチンを接種できるようにします。もちろん、接種は強制ではありません。一人ひとりが判断することです。医療科学に基づく正しい知識と、今の医療体制への信頼の下で判断すべきです。その判断に対してだれも非難することはできません。学校としては全員が接種する機会を設けます。修学旅行も行きたいし、文化祭も実現したいと思っています。そのためには、感染症対策を徹底して、自分の体調を管理し、ワクチンを接種することでこの状態を切り抜けていきたいと思います。

さて、最後にいい話が残っています。この夏休み、多くの生徒が勉強に部活に頑張ってくれました。その様子は、ホームページで確認できます。

全国大会で本校の選手たちが大活躍してくれました。壮行会で送り出した部活、男子テニス部、男女バドミントン部、女子体操部、女子ハンドボール部、ウェイトリフティング男子がインターハイで、全国大会としては、軽音楽部、ダンス部、中学テニス部、中学体操部が活躍しました。

810日に体操部女子が12年ぶりに団体総合優勝しました。個人戦でも優勝や入賞しました。

818日には東京オリンピック新体操日本代表フェアリージャパンの二人、キャプテンの杉本選手と竹中選手が、お礼のあいさつに来てくれました。

そして821日には、女子ハンドボール部が春の選抜に続いて全国優勝しました。41年ぶりです。

素晴らしい活躍に涙が出ました。この夏、市邨の名は多くの人たちの口に上りました。市邨の素晴らしさを感じさせてくれた夏休みでした。

もう一ついい話としては、5号館の改修が行われました。明るくオープンな校舎となりました。各教室は廊下側の壁が取り払われ明るい窓になりました。職員室も壁が取り払われガラスのパネルです。学習室もできました。そして4号館1階のトイレをリニューアルしました。

2学期が始まりました。昨年のように長く厳しい2学期になると思います。学校からの連絡を確実に受けられるように、報告できるように、自分のiPadを整備しておいてください。これまでも、CyberCampusTeamsでの配信を開いていない人が必ずいました。それでは、君たちの学習を保障できません。必ず正常の状態を保ち、常に連絡が受けられるようにしておいてください。それからホームページが近日中にリニューアルします。こちらもいつも気にかけてみるようにしてください。

それでは、コロナ禍の中でも君たちの未来のために着実に力を付ける活動を探っていきましょう。長い2学期を力を合わせて乗り切っていきたいと思います。

この記事の筆者
校長 澁谷有人
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