
5月3日(土)は市邨学園の創立記念日です。1907年に創立者・市邨芳樹(いちむら よしき)先生が日本初の女子商業学校「名古屋女子商業学校」を開校したのが始まりです。当時最先端の学問であった商学を修めた市邨先生が、いち早く女子への商業教育の必要性を訴え、私費を投じて設立したこの学校こそ、のちの本校・名古屋経済大学市邨高等学校なのです。
毎年の創立記念日に合わせて、中高で学業・人物共に優秀な生徒に贈られる市邨賞ですが、今年度の授賞式が先日行われました。このたびの受賞者は以下の2名です。おめでとうございます。
高校:水野 由萌(ゆめ)さん(高3)
中学:大串 恋々奈(ここな)さん(中3)
「チャレンジを続ける伝統校」として、新たな取り組みに絶えず挑戦し続けている本校ですが、その根本には創立者・市邨先生の教育に対する熱い思いがあったことを忘れてはいけません。創立記念日に際して、5月2日(金)の朝、校長先生からは全校放送でそのことが語られました。100年以上前、市邨先生が本校を設立したときの情熱に思いを馳せながら、今も受け継がれる市邨精神を胸に、今後もチャレンジを続ける伝統校でありたいと思っています。