市邨高校では、12月18日(水)~20日(金)の3日間を「コース別自主活動日」として、学年・コース別に様々な学びの機会を設定しています。
最終日となる20日、高2ブライトコースでは3日間の活動のふり返りと、3年生との交流会を実施しました。交流会は「3年生に聞こう」と題して、1・2年生たちが進路別の分野に分かれて、進路選択の経緯やこれまで頑張ってきたこと、その他将来への目標やこれから取り組んでいきたいことなど、グループに分かれて3年生の先輩からアドバイスを聞く、というものでした。
3年生の先輩たちは後輩からの質問に答えるだけでなく、グループにおけるファシリテーターとして、自らディスカッションを切り盛りしなくてはいけませんでしたが、これまでに培ったコミュニケーション力で一生懸命に後輩たちと対話していました。
自分の 進みたい、あるいは関心のある分野に実際に進んでいく先輩たちから話を聞いた生徒たち。先生から聞く情報とはまた違った角度で、これから自分がなすべきことについて視野を広げることができたのではないでしょうか。
午後は3日間のふり返りということで、グループに分かれて1名ずつ体験したこと・学んだことを他のメンバーと共有しました。初日の分野別進路ガイダンス・卒業生講話、2日目の職場訪問、そして最終日の3年生との交流会、ひとりずつそれぞれ違う話を聞き、違う体験をしてきました。それをふり返ってクラスメイトとシェアすることで、自分の中で学び得たものがより内在化し、話した相手にも有益となります。
このように、コース別自主活動日では教科の授業では学ぶことのできない、教科の枠組みを超えた実践的な学びを展開しています。きっとこの3日間で得たものは残りの高校生活に活かされ、いよいよ来年に控えた進路選択にも大きな影響を与えることでしょう。