7月末から8月初めにかけて、合計19名、内教員2名、生徒17名の新型コロナウイルスの陽性者が判明いたしました。7名が家庭内感染と思われ、残りは感染経路不明です。
軽症者の場合は、保健所からの連絡が行われないという報告がありました。病院の判断で自宅療養期間が告げられたそうで、自宅療養期間は、発症日の翌日から数えて10日間です。保健所によって対応が異なる可能性がありることをご承知おきください。また、濃厚接触者の自宅待機期間は、感染者との最終接触日の翌日から数えて5日間に短縮されました。但し、保健所による濃厚接触者の認定は同居の家族に限定されていますので、家族以外の感染者から濃厚接触の疑いがあることを伝えられた場合は、最終接触日の翌日から数えて5日間を目安に自宅待機するように伝えています。2日目と3日目に抗原検査を行って陰性が確認できれば3日目から解除されますが、検査を求めることで医療機関等の負担を増大させる懸念もありますので、自宅で検査できる場合に限った方がいいかと思います。
夏休みに入っても、部活動や補習、学びカフェなどで登校する生徒が多い中、家族に発熱やせきなどの症状のある方がいる場合や、自分自身の体調に違和感を感じるようなときは、登校を控えるように指導しています。国や県が行動制限を呼びかけているわけではありませんが、この第7波がある程度落ち着くまでは、最大限の警戒を続けます。
熱中症対策として、人との距離を取るなど条件さえ満たせば、屋外等ではマスクを外してよいと指導していますが、近距離での会話時のマスク着用、流水での手洗いや手指の消毒、会食時の黙食など基本的な感染防止策を徹底することが大切になっています。長引くコロナ禍で、所謂コロナ疲れを感じている人も多いとは思いますが、自分を、そして自分の大切な人を守るためにも、頑張るしかありません。何とかこの災禍を乗り越えたいと思います。
学校は文部科学省の示すガイドラインに沿って、必要に応じて陽性判明者の出席停止措置や、学級閉鎖等の適切な感染防止対策を講じています。
※本校では、感染者および関係者の人権尊重と個人情報保護のため、本人の特定につながる情報は公表しません。ご理解、ご配慮のほど、宜しくお願い致します。