先週、6月末から7月初めにかけて、6名の新型コロナウイルスの陽性者が判明いたしました。感染経路は不明ですが、複数確認されたクラスもあり、学級閉鎖といたしました。また、複数確認されたクラブについても活動を制限する措置を取りました。また、今週においても二日連続して1名ずつ陽性者が判明いたしました。感染経路は家庭内感染の可能性があります。これまでの減少傾向が止まり、再び増加に転じることを警戒しています。
全国的に見ても、新規の感染者数は増加傾向にあります。社会的行動に対する制約が緩やかになっている現状では、ある程度の感染者数の増加は、やむを得ないのではないかという受け止め方が広がりつつあるように思われます。とはいえ、一旦校内感染が広がれば、集団生活の場でもある学校においては、さまざまな制約が係ることになってしまいます。充実した学校生活を維持するためにも、引き続き感染防止対策の徹底をお願いせざるをえません。ご協力の程よろしくお願いいたします。
本校では、熱中症対策と共に、引き続き感染防止対策の徹底を図っているところです。この間、期末試験・思考判断表現テストが実施され、テスト後の学習活動として各学年で探究活動が展開されます。夏休みに向けて部活動も各種の大会等を控えることになります。こうした行事を支障なく迎えるためにも、感染防止対策に緩みが生じていないか、今一度各自で点検することが必要です。
熱中症対策として、人との距離を取るなど条件さえ満たせば、屋外等ではマスクを外してよいと考えていますが、近距離での会話時のマスク着用、流水での手洗いや手指の消毒、会食時の黙食など基本的な感染防止策を徹底することが大切になっています。長引くコロナ禍で、所謂コロナ疲れを感じている人も多いとは思いますが、自分を、そして自分の大切な人を守るためにも、頑張るしかありません。何とかこの災禍を乗り越えたいと思います。
学校は文部科学省の示すガイドラインに沿って、必要に応じて陽性判明者の出席停止措置や、学級閉鎖等の適切な感染防止対策を講じています。
※本校では、感染者および関係者の人権尊重と個人情報保護のため、本人の特定につながる情報は公表しません。ご理解、ご配慮のほど、宜しくお願い致します。