
『戦後80年トゥルースレン虐殺資料館から学ぶ過去と平和な未来』のご案内
本事 業は、日本・台湾の高校生が協働で実施する平和教育および国際支援プロジェクトです。
2025年 8月4 日には、カンボジア・コッコン州の貧困地域にある 4つの幼稚園へ、台湾と日本から学校備品を寄贈する贈呈式と交流会を行います。
さらに 8月 20日には、ヨルダン・アンマンのパレスチナ難民キャンプにて学校交流会および贈呈式を実施予定です。
そして戦後 80年を迎える 2025 年8月 6日(水)には、このたびユネスコ世界遺産への登録が正式に決定された、カンボジア・プノンペンのトゥルースレン虐殺資料館(旧 S-21 収容所)よりライブ中継を行い、『カンボジア・トゥルースレン虐殺資料館から学ぶ過去と平和な未来』と題した学習会、参加者の対談会、発表会を開催いたします。
本施設は 1970年代のポル・ポト政権下において発生した大量虐殺の記録をとどめる歴史資料館であり、「人類史の重大な段階を示す際立った例」として 2025年 7月に世界遺産への登録がユネスコにより正式決定されました。
これは、20世紀の最も深刻な人権侵害の証拠として、国際社会に警鐘を鳴らすものであり、次世代の平和と人権教育にとって極めて重要な学びの場です。
本イベントは、日本・台湾・カンボジアの若者たちをつなぎ、過去の歴史を正しく学び、持続可能で平和な未来について多角的に対話し、思索することを目的とした国際同時中継学習会です。お時間のご都合がつきましたら、ぜひご参加いただけますと幸いです。ともに「心の中に平和の砦を築く」機会となればと願っております。
※文部科学省 EDUーPORTニッポン応援プロジェクト採択事業
※2025 ユネスコ/日本 ESD賞 への文部科学省推薦(最大3件)案