
本校では、ユネスコ憲章前文に掲げられた「人の心の中に平和の砦を築く」という理念のもと、対話・協働・国際理解を柱としたユネスコ平和教育・ESD(持続可能な開発のための教育)を継続的に実践してきました。
生徒たちは、世界で起きている紛争、貧困、難民問題、教育格差といった地球規模課題を「自分ごと」として捉え、学びと行動を往還させる探究的な学習に取り組んできました。
本事業では、台湾・韓国・カンボジアなどの海外パートナー校や国際機関、専門家と連携し、オンライン対話、合同発表会、共同調査・共同企画を実施しています。
特に、
・カンボジア学校支援(学習環境整備、衛生・教育支援、現地との交流)
・パレスチナ難民学校支援(UNRWA等と連携した学習・啓発活動)
・シリア・パレスチナ難民女性支援(フェアトレードを通した自立支援と経済教育)
・難民映画祭・講演・専門家との対話による人権・平和理解の深化
・生徒主体の企画・発信(プレゼンテーション、SNS発信、地域への報告会)
といった実践を通して、知識の理解にとどまらず、「共感する力」「対話する力」「協働して課題を解決する力」「社会に参画する姿勢」を育んでいます。
こうした学びの積み重ねにより、生徒たちは「公正でより平和な社会の実現」という価値を自らの進路選択と結びつけ、高校卒業後の学びへと主体的につなげています。
本事業に取り組んだ学生は、公正でより平和な社会の実現にむけて、ユネスコ憲章、いちむら学園の理念の土壌を生かし、未来への学びに繋げています。
総合型選抜・公募推薦等においては、愛知大学、愛知淑徳大学、名古屋外国語大学、名古屋市立大学、南山大学、中部大学、名城大学、神戸薬科大学、愛知学院大学、中京大学などへの合格を果たし個々の人物の魅力を生かして学び続けます。
しかし、進学はゴールではありません。生徒一人ひとりが、ユネスコ憲章の精神と市邨学園の理念を胸に刻み、大学やその先の社会においても学び続け、他者と協働し、平和で持続可能な社会の担い手として成長していくことこそが、本教育の本質です。
私たちは、在学中に培った「対話力」「共感力」「課題解決力」「国際的視野」という“ユネスコ平和教育の土壌”を生かし、卒業後もそれぞれの進路で社会に貢献していくことを心より願っています。
本報告では、生徒たちがどのように学びを深め、社会とつながり、未来へと歩みを進めていったのかを共有いたします。
〜本事業の主な実績・評価〜
文部科学省「EDU-PORTニッポン」採択事業
ユネスコ日本ESD賞 国内選考案件
ESD大賞 団体賞・個人賞 受賞
国際会議・教育フォーラムでの発表(サステナブルブランド国際会議 等)
国際機関・専門家との連携
UNESCO、UNHCR、UNRWA、JICA 等
国内外ユネスコスクールとの協働
台湾・韓国・カンボジア・日本 各校
生徒の社会発信・受賞実績
カンボジア教育省、大学コンテスト、メディア掲載、地域表彰 等
※ユネスコ憲章の理念との整合性/ESD/進学実績の社会的意義/市邨学園の理念との接続






