
1年アカデミックコースは、「私は何者なのかを追求する」というテーマのもとに探究活動が始まりました。その出発点として取り組むのが「笑い」の探究です。
本気で笑いを分析し、
本気で笑いを創り出す。
そんな幕開けとして、5月27日には特別講師をお迎えしての講座を実施しました。
お越しいただいたのは、一般社団法人笑ってMe代表の笑ってみ亭じゅげむさんと、市邨高校卒業生でお笑いコンビ「二人狼」として活動する河原みりんさんです。
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人を否定しない笑いとは?
以下は、生徒たちによる当日のレポートです(一部抜粋・編集なし)。
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本日アカデミックのホームルームでは一般社団法人笑ってMe代表の笑ってみ亭じゅげむさんとお笑い芸人の河原さんがお越しくださいました。
じゅげむさんの講義では人を否定しないお笑いについて学びました。
講義の中では実際にじゅげむさんの小噺を披露してもらったり、自分達で芸名を考えたり、小噺を作ってみたりもしました。
中にはクラス全員の前で小噺を披露する生徒もいました。
そして河原さんにはお笑いのネタを作る時のポイントを教えてもらったり、自分達で作ったネタの改善点などを教えてもらいました。
この講義を通して私たちはこれから学んでいくお笑いというものはどういうものなのかを理解することができました。
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本日はお笑い教育家の笑ってみ亭じゅげむさんと市邨高等学校卒業生であり「二人狼」として活動されている河原みりんさんにお越しいただきました。
そこでネタを作るポイントやら良い笑いと悪い笑いなどを学びました。
まず、相手が言ったことに対して「ええやん!」と全てを肯定することを行いました。
人を否定しないお笑いをすることでいい笑いが生まれました。
次に、自分たちで芸名とコントを考え、実行してみました。
お題に沿ったネタを考えないといけなかったり、どうすれば面白いネタを考えなきゃいけなかったりと意外と奥が深くて楽しかったです。
今回の講話で人をいじらない、いい笑いを教えてもらいました。
また、ネタを考える大変さや難しさも学ぶことができました。
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「笑い」は、ただ面白がるものではなく、他者との関わりや価値観にも深くつながる人間的な営みです。
生徒たちは、自ら体験し、言葉にすることで、その奥深さに触れました。
この“笑い”の探究を皮切りに、アカデミックコースでは「私は何者なのか」というテーマを、今後さらに深く掘り下げていきます。