楽しかった修学旅行もいよいよ最終日になりました。午前中にはウポポイ、昼食にノーザンホースパークを訪れます。
近代以前の北海道は、本州とは異なる時間の流れ、交流圏の中にありました。鉄器が入るのは6〜7世紀ごろですし、中国の沿海州やロシアとも独自の交流を続けていました。アイヌの人々というと江戸時代に松前藩から受けた支配や明治政府による同化政策が頭に浮かびそうですが、それ以前にも倭人との交流は続いていました。ウポポイの博物館ではアイヌの豊かな歴史を 辿ることができます。
生徒の感想
「倭人の文化とアイヌの文化は全然違うと思った。言葉も音から全く違う。着物の文様も新鮮で、とても面白いと思った。」
「僕は逆に日本の文化とアイヌの文化が似ていると思った。服の着方も帯があったり前で布を重ねるところなど、共通点があるなと思った。」
「学芸員さんからトリカブトを使った狩猟について聞くことができた。トリカブトの毒矢が刺さったところは取り除き、加熱することで動物を食べることができたという。アイヌの文化では生食しない。また、毒の調合は人によって異なった。興味深いお話だった。」
ノーザンホースパーク
生徒の感想
食べ物も美味しかったし、お目当ての馬に会えて本当に嬉しかった。想像通り、体格も良くて格好良かった。自分の通っている乗馬クラブに、お目当ての馬の子どもがいたので、親馬に会えてとても嬉しかった。