中学の修学旅行、3日目の様子をお届けします。
午前中は本島北部の東村にあるやんばる自然塾にて、カヌー体験とマングローブの散策を行いました。
カヌーは最初にレクチャーを受け、出発。川の下流付近から海へ出ていくコースをたどりました。
沖縄の海は透き通っていて、生徒たちもカヌー体験を楽しんでいました。
こちらはマングローブの様子。スタッフの方の説明を聞きながら散策します。
マングローブは、他の植物と異なり海水に浸かっても生きていける植物群のこと。今回散策した植物の足元には、生息するカニ等が開けた穴があります。
満ち引きがある関係で満潮時にはカニ等が生息する穴は水に浸かってしまいます。その際にカニ等が逃げる先は、植物の葉の付近。かじられている様子がありますが、これは彼らが食べた跡だそうです。
海水に浸かっても生きていけるマングローブですが、本当は真水が好き。
根っこでろ過をすることができますがその効果も2〜3割ほど。残りの塩分は吸収してしまいます。そこでマングロ ーブがとっている対策は、特定の葉っぱに塩分を集中させること。
下の写真で緑でない葉がありますが、これらの葉は塩分が集中している葉です。これらを枯らして落葉させることで、余分な塩分を吸収することなく生き続けることができるそうです。
こちらはマングースを駆除するための罠。
マングースはハブに対抗できるであろう動物として、沖縄の外から連れてこられましたが、期待される効果は少なかったようで、その繁殖力で沖縄で根付いてしまったようです。最近は個体数が多くなったようで、駆除せざるを得ないとのこと。生き物との共存は難しいですね…
本日2つ目の訪問先は沖縄海洋博公園。メインは美ら海水族館です。
ここでも彼らは行動計画を立てているので、思い思いの昼食をとり、美ら海水族館を散策します。
3日目は体も動かし、相当疲れたようですが、充実した1日になったようです。
ついに沖縄最終日の4日目。
首里城へ訪問し、帰着する行程となっています。
4日間、様々な体験をした生徒たち。
最後に沖縄のきれいな海を見ながら、沖縄を後にします。