夏休み期間中、【放課後の学び】社会科ツアーを行いました。
昨年生徒に好評だったこの企画。今年は昨年に引き続き「名古屋刑務所」、「瀬戸少年院」、新たに「笠松女子刑務所」にお邪魔しました。それぞれ生徒20名~30名ほどが参加し、教員も教科を問わず参加し、関心の高さがうかがえました。
7月に伺った名古屋刑務所では、まず刑務所の概要を学び、刑務官や刑務所に関わる公務員の仕事の分野、名古屋刑務所の概要や特徴、受刑者との関わり方、これからの刑務所の変化の方向性など多岐にわたるお話を聴くことができました。生徒たちは当初の刑務所のイメージとは異なる、生々しい話を沢山聞くことができ、イメージや認識が変わったようです。今、刑務所の考え方も大きな変化の中にあること、国家公務員としてのやりがいなど多岐にわたる貴重な研修となりました。
次に生徒も教員も厳重警戒されている刑務所の中の様々な施設を案内していただきました。生徒や教員の前後を屈強な特別な訓練を受けた職員の方に護衛していただきながら、高い塀の中に入りました。施設間を移動する際の厳重な鍵のシステム、実際の食堂の様子、食堂で働く受刑者の様子、受刑者の居室の棟での受刑者の様子、医療棟、講堂、工場、物品販売店など 緊張感で一杯の施設内を解説を交え見学することができました。
その後の質疑応答では、参加のほとんどの生徒が積極的に質問をし、予定をかなり超える中、貴重で有意義な時間を過ごすことができました。
今回も丁寧に説明・案内、沢山の質問に答えてくださった調査官の方や護衛をしていただいた職員の方など多くの皆さんにご協力いただきました。あらためて感謝したいと思います。