雨模様の富良野から、雨模様の小樽へ。
今日は雨の中のスタートでした。
砂川のサービスエリアでは、青空も見られたのですが……
日本海、そして小樽の港が見えるころは厚い雲が空を覆って……
クラスごとに記念撮影。小樽運河の前。そのころには雨が降り出して、
小樽散策は、雨の中になりました。
おみやげと、お昼ご飯。
まずは屋根のあるところへ。
写真のように、雨の小樽。風情といってはおだやかですが、気温も11℃くらい。強い雨。こんなに降らなくても……。
それでも、手に手におみやげものを持って。
おみやげを買うときに浮かんだ顔の数々が、その子が周りから見守られて、大切に育てられてきた証。手提げ袋に、いっぱいのおみやげを持って。
小樽を発って(もちろん時間通り。時間を守る生徒たちでした)、今度は日本海側、白老(しらおい)を目指します。
次第に雲が晴れて、日差しと、青空も。
樽前のサービスエリアでは、一面の紅葉の向こうに樽前山がくっきり。
手前、バスの隣に牛たちを乗せたトラック。
太平洋が見えるころには、牧場に馬の姿が。
北海道が、行く先々にあふれます。
白老の目的地は、”民族共生象徴空間”。ウポポイのアイヌ資料館です。
アイヌの歴史を伝え、守り、実感する空間。
どの遺物も、自然と、生き物と、命が、その息吹を伝えます。
本物だけが、伝える息吹。
”修学旅行”の、”学”の部分。
思い出と、記憶に残れば。
今日の宿は、洞爺湖畔のホテル。
夜は、花火でした。
湖上から、20分間。
「洞爺湖に来てよかった」、そう思ってもらえるように、地元の人たちがはじ めた企画。
噴火、地震、温泉街には宿命の数々の災害を乗り越えて、それでも来てくれた人をなんとかもてなそうという地元の人たちの思いが込められています。
コロナ禍、たくさんの楽しいはずのイベントの数々が自粛される中、こうして修学旅行の機会に、一晩の、”非日常”を体験できたこと、それがおおきな思い出になってくれたら。
明日は最終日。
雨雲と追っかけっこの日程でしたが、予報ではなんとか持ちそう。
晴天を祈って、3日目の日程を終わります。